【学校レポート-静岡理工科大学】芦澤研究室の卒業研究発表会が行われました
こんにちは! 今回は静岡理工科大学 情報学部 芦澤研究室の卒業研究発表の様子をお届けします。 ゼミ活動の様子を報告した記事でも言及しておりますが、芦澤研究室では大きく二つの分野に分かれて卒業研究を行っております。 一つが芦澤教授の本職分野である画像圧縮・信号変換に関する研究、もう一つがXR関連の研究です。 前者の分野では、JPEG画像における新たな高効率処理方法の可能性検討、高校の情報科目教育補助教材としての画像変換アプリケーションの開発、 寺院向けの墓地内のお墓の檀家情報を管理するシステム開発に関する研究など、他の大学・研究室ではあまり見られないユニークな内容もありました。 後者のXR分野では、4名の学生が2チームに分かれ、研究を行っておりました。 一つ目は仮想空間を用いた時間知覚実験の実現可能性の探索に関する研究です。 この研究では、クロスモーダル(五感の内の複数の感覚が相互に影響しあう知覚作用)に着目し、視覚や聴覚から得られる情報が時間知覚に影響を及ぼすのかを、VR空間を用いて実験する手法について研究したものです。 VRで電車内の空間を作り、車窓の映像や環境音を変えることで、時間の流れの感じ方が変わるのか、この手法で実証が可能なのかについて、実験を行いました。 結果としては、VR空間によって時間知覚の変化について、実証できる可能性が示唆されたということですが、実験に使用する空間の妥当性や実験までの導入方法等については引き続き検討の必要があるとのことでした。 二つ目はVR空間を用いたチームビルディング手法に関する研究です。 具体的には、2名のVRゴーグル着用者が間違い探しをするVR空間を開発し、これがチームビルディングとして有効なのかテストしたものとなります。 VRで学校の教室の空間を作り、机や壁などに配置されているモノの色や形などが2名の空間で異なるというもので、それぞれ自分の空間内の情報しか得られないため、お互いにコミュニケーションを取りながらプレイすることが必須となっています。 結果としては、チームビルディングには有効性があり得るが、評価手法については今後の検討課題となっているとのことでした。 なお、この間違い探しゲームは3月2日(月)に開催される公開講座でも体験できますので、興味のある方はぜひご参加ください。 3月2日(月)公開講座の詳細・参加申込はこち...