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【学校レポート-沼津情報・ビジネス専門学校】小山順一朗氏による特別講演会が行われました

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  こんにちは! 今回は7月31日(木)に行われた”コヤ所長”こと 小山順一朗氏( https://x.com/mayanmoyan )の特別講演会の様子をレポートします。 この講演会は沼津情報・ビジネス専門学校のゲームクリエイト科およびCGデザイン科の学生を対象に行われました。 小山様から、「特別な才能が無くてもヒット作品が生み出せる方法」をテーマに、「クリエイターの心得」や「ヒットするモノづくりとは?」などについて、ご自身の経験や思いを踏まえてご講演いただきました。 ヒット作の産み出し方に関するお話の中では、「ヒット商品の条件は”欲しいもの”×”珍しいもの”。”欲しいもの”が何かを知るには”聞くこと(マーケティング)”が必要だが、聞くだけでは”すでに世にあるもの”しか出てこない。”珍しいもの”を作るには発想の転換が必要で、大勢で柔軟な考え方でアイデアを出すことが大事」というお話をいただきました。 また、今後何を目指したらいいか迷う学生に対しては、「成功には熱意、能力、手法、運が必要だが、まずは”熱意”がないと始まらない。自分の原点やどんな瞬間に喜びやわくわく感を感じたのかを思い出し、”どんな人になりたいか”だけではなく”どんな人でありたいか”を探していくといいと思う」というお言葉をいただきました。 ゲームクリエイターとしてヒット作を数々産み出した小山様のお話は、学生の皆さんにとって大変刺激になったと思います。 このお話を聞いた学生が、将来”ヒット商品”を産み出すことを期待しています。 CITY staff 💫 ■お問い合わせ 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座 コミュニティ「CITY」 Email: houjin-collabo@sist.ac.jp                     (@を半角にして送信してください) https://sites.google.com/view/sistg-xr https://sist-net.ac.jp/

「CITY交流座談会2025Vol.4」開催のお知らせ

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  こんにちは! 「CITY交流座談会2025vol.4」の開催が決定したので、お知らせいたします。 CITY交流座談会2025vol.4 「次世代エアモビリティの現在位置~安全運航への3Dデータの活用~」 今回は地理空間情報のノウハウを基盤に空のモビリティを駆使して、トヨタが目指す”Mobility for ALL”の一翼を担うエアロトヨタ株式会社(旧:朝日航洋株式会社)の茨木康弘氏をお招きし、次世代エアモビリティの現在位置と安全運航への3Dデータの活用について、講演いただきます。 日時 9月12日(金)15:00~16:30(受付:14:30~) 会場 SISTグループ静岡駅前キャンパス12階セミナールーム アクセス: https://sist-net.ac.jp/about-group/access/ 参加希望の方は以下のフォームよりお申し込みください(参加費無料) https://forms.office.com/r/7MtmwsPh3b 定員:50名(先着順) 締切:9月8日(月) ※定員に達し次第お申し込みを締め切りさせていただきます。予めご了承ください。 CITY staff 💫 ■お問い合わせ 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座 コミュニティ「CITY」 Email: houjin-collabo@sist.ac.jp                     (@を半角にして送信してください) https://sites.google.com/view/sistg-xr https://sist-net.ac.jp/

【学校レポート-静岡理工科大学】芦澤研究室の月例報告会の様子を紹介します

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こんにちは! 今回は芦澤研究室の月例報告会の様子をご紹介します。 芦澤研究室には現在、学部4年生が8名、修士1年生が2名の計10名が所属しています。 修士1年生は前期の内に研究以外の単位をほぼ全て取得するために講義と課題に追われる日々を過ごしていますが、学部4年生は講義もほとんどないため、ほとんどの時間を卒業研究に費やすことができます。 学部4年生のうち、4名はXR関連の研究に取り組んでいますが、他の4名は芦澤教授のメインの研究分野である画像処理関連の研究を行っています。 また、芦澤教授が袋井キャンパスと静岡駅前キャンパスをほぼ毎日行き来し、学生も袋井の方が近いというメンバーも多いため、普段のゼミや研究活動は袋井と静岡で分かれて実施しているため、全員が揃ってゼミを実施する機会はあまりありません。 そんな中、毎月1回行う月例報告会は、学部生・院生も含めた研究室の全メンバーが集まり、全員が順番に最近の取り組みについて発表しあう会となっており、自分の研究を整理し他者に伝える力を養うほか、自分が行う研究以外の内容に触れ、仲間の発表から刺激を受ける機会となっています。 新年度開始から早くも3か月が経ち、画像処理関連の卒業研究を行う学生はまずは先輩が行った卒業研究のおさらいを行い、課題を洗い出したうえで、研究テーマが固まった段階となっています。 XR関連の卒業研究を行う学生は、今年度新たに始まるテーマのため、まずは自分たちが学んだ3DCG作成技術や手法などについて報告し、その中からテーマ決定に至るまでの検討結果について話しておりました。 また 、7月下旬には3年生の配属先研究室も決定し、6名が芦澤研究室のメンバーに加わることとなりました。 後期からは3年生も研究室のゼミに加わって学んでいく予定です。 CITY staff 💫 ■お問い合わせ 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座 コミュニティ「CITY」 Email: houjin-collabo@sist.ac.jp                     (@を半角にして送信してください) https://sites.google.com/view/sistg-xr https://sist-net.ac.jp/

「XR学生活動プロジェクト助成制度」2025年度採択テーマが決定!

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 こんにちは! 先日、審査を行った「XR学生活動プロジェクト助成制度」の採択テーマが決定しました! 今年、採択されたのは以下の8テーマです。 ①高精度3次元データの整備のその将来性の拡張について  代表者所属:静岡理工科大学大学院 システム工学専攻 ②VR体験コンテンツ作成  代表者所属:浜松未来総合専門学校 ゲームクリエイト科 ③中心市街地の太陽光日射量の見える化~浜松市を例に~  代表者所属:静岡理工科大学 理工学部建築学科 ④VRと現実世界の融合によるSISTホグワーツの実現(ほうきで空を飛ぶ)  代表者所属:静岡理工科大学 情報学部コンピュータシステム学科 ⑤没入型職人教育シミュレーター開発  代表者所属:静岡産業技術専門学校 ゲームクリエイト科 ⑥インタラクティブゲーム制作での技術革新挑戦  代表者所属:静岡産業技術専門学校 ゲームクリエイト科 ⑦車椅子UD推進プロジェクト  代表者所属:浜松未来総合専門学校 デジタルコンテンツ科 ⑧VR技術を用いたツアーコンダクター用シミュレーター開発  代表者所属:静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校 観光ホテルブライダル科 今年は4校7学科からの採択となり、バリエーションに飛んだプロジェクトの実施が期待されます。 今後、このブログ内で、それぞれのテーマの概要と取り組みを順次ご紹介させていただきます。 ※XR学生活動プロジェクト助成制度とは? 静岡理工科大学グループの学生・生徒が主体となって 、XR技術を活用した研究・探求活動、XR技術の応用研究・開発、XR技術を活用したイベント開催などを行うプロジェクトに対し、助成を行う制度です。 学生のみでの活動だけでなく、企業や自治体など外部機関と連携した活動でも申請が可能です。 ※本プログラムの申請者はSISTグループの学生・生徒のみとなり、それ以外の方が主体となっての申請はできません。 (共同申請者に外部の方を含んで申請を行うことは可能です) CITY staff 💫 ■お問い合わせ 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座 コミュニティ「CITY」 Email: houjin-collabo@sist.ac.jp                     (@...

【学校レポート-静岡産業技術専門学校】駿府城発掘調査現場の点群データ取得を行いました

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こんにちは! 先日、静岡産業技術専門学校・みらい情報科が、駿府城跡の発掘調査現場の点群データ取得を行いまいしたので、その様子をお届けします。  駿府城では、2016~22年にわたり、天守台の大きさや位置、石垣の残存状況などのデータを取得することを目的に発掘調査が行われていました。 現在は調査現場の公開や調査結果を発信する「きゃっしる」の運営などがされておりますが、今年度から駿府城天守をデジタル技術で再現するプロジェクトが開始し、観光資源として活用する動きが始まっております。 今回の取り組みは、昨年度のCITYのイベントをきっかけに交流を持った静岡市DX推進課と静岡産業技術専門学校みらい情報科の連携によって実現しました。 取得した点群データは、史跡発掘のデータとして利活用されますが、特に、地震等により石垣が崩れてしまうなどの事態に備えてデータを保存するものとなります。 当初の予定では、8~9月頃の実施を見込んでおりましたが、今年は梅雨時期の降水量が少なかったこともあり、調査現場の残水が少ない7月上旬に行いました。 調査現場は誰でも見学できるよう一般公開されておりますが、現場を見られるのは外周からとなっており、中に足を踏み入れることはできません。 今回は立入禁止のエリアにも入らせていただき、隅々まで点群データを取得しました。 発掘調査現場の石垣は足元が不安定なところや急な坂などもあったため慎重に足を進めながら、外周から内側まで、点群データの取得を行うことができました。 今後はデータ処理後、静岡市の方にデータ提供を行うほか、上述の天守再現プロジェクトと連動した取り組みなども検討されています。 CITY staff 💫 ■お問い合わせ 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座 コミュニティ「CITY」 Email: houjin-collabo@sist.ac.jp                     (@を半角にして送信してください) https://sites.google.com/view/sistg-xr https://sist-net.ac.jp/

「XR学生活動プロジェクト助成制度」の審査会を実施しました

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こんにちは! 先日、公募締切を迎えた「XR学生活動プロジェクト助成制度」の審査会が実施されました。 本助成制度は、昨年度の静岡県XR寄附講座の設置に伴い新設された助成制度で、今年度が2回目の実施となります。 今回は申請数が昨年度の約4倍と大きく増え、申請内容もさまざまなプロジェクトが申請されました。 審査会は2日間に分けオンラインで行われ、学生の皆さんは少し緊張した面持ちの中、熱意のこもったプレゼンを行っていました。 申請の内容は実施前の内容となるためこちらではお伝えできませんが、今後、採択されたプロジェクトの一覧およびプロジェクト実施の様子を、随時こちらのブログでお届けさせていただきます。 また、成果報告会も来年2月に開催予定となっております。こちらも詳細決定次第ご案内いたします。 ※XR学生活動プロジェクト助成制度とは? 静岡理工科大学グループの学生・生徒が主体となって 、XR技術を活用した研究・探求活動、XR技術の応用研究・開発、XR技術を活用したイベント開催などを行うプロジェクトに対し、助成を行う制度です。 学生のみでの活動だけでなく、企業や自治体など外部機関と連携した活動でも申請が可能です。 ※本プログラムの申請者はSISTグループの学生・生徒のみとなり、それ以外の方が主体となっての申請はできません。 (共同申請者に外部の方を含んで申請を行うことは可能です) CITY staff 💫 ■お問い合わせ 静岡県XR(クロスリアリティ)寄附講座 コミュニティ「CITY」 Email: houjin-collabo@sist.ac.jp                     (@を半角にして送信してください) https://sites.google.com/view/sistg-xr https://sist-net.ac.jp/

【学校レポート-静岡理工科大学】アルファコード 水野様によるXR特別講義が行われました

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こんにちは! 先日、株式会社アルファコード ファウンダー兼CTOの水野拓宏様によるXR特別講義が行われたので、その様子をご紹介します。 今回は、田山先生(株式会社アルファコード、本学特任講師)から指導を受けXR関連の卒業研究を行う、情報学部芦澤研究室の4年生を対象に講義を行っていただきました。 卒研に取り組む学生は、田山先生の指導により3Dモデルの作成など、技術面はかなり上達してきておりますが、今回は「XRとは?」「技術的な歴史は?」「社会的な位置づけは?」など、XRの研究・制作に取り組むうえで必要な概論的な内容を講義いただきました。 水野様のお話の中で、「Virtual Realityは日本では”仮想空間”と訳され ることが多く、”偽物の空間”と理解されてしまうことが多い。しかし、単語の意味としては”Virtual=事実上、実質上”であり、Virtual Realityは”実質上、現実と同然の空間”が正しい。VR空間を作っていくうえで、VRで”現実同然”の体験を提供することを意識してほしい」というお話をいただきました。 一方で、「VR空間で迷路脱出訓練を行った論文では、VR空間での行動選択が現実空間での選択と同じ傾向があることが示されている。最近はVRで行った体験が、現実空間で同じ体験をしたときの行動に影響することが示されており、これは従来のテレビやゲームでは起こらない。VRが実生活場面にも影響するということは、良いことにも悪いことにも使える可能性があるので注意してほしい」ということで、技術の進歩によって起こりうる功罪にも言及がございました。 また、技術的な面では、「VR空間の”プレゼンス(存在感、実在感)”は、空間の画質には必ずしも依存しない。高画質でも、フレームレートが下がると、プレゼンスは下がる。また、現実との”繋がり感”がないと、没入感は生まれない。”繋がり感”を高めるには、記憶や感覚とVR空間の一致度合いが高くする必要があり、それが事実と離れているかは実は重要ではない。例えば夕焼けの空間をつくりたいとき、夕焼けが本当はオレンジでも、赤と記憶していれば、赤にした方がプレゼンスは上がる。いかに”この空間が現実なんだ”と感じさせられるかが大切」というお話がありました。 ちなみに、フレームレートの低下は”VR酔い”を起こす要因の一つと言われているそうで、VR空間...