【学校レポート-静岡産業技術専門学校】ゲームクリエイト科3年生卒業制作活動の紹介①
こんにちは!
今回はXR学生活動プロジェクトに採択された学生の活動の様子を紹介します。
ご紹介するのは、静岡産業技術専門学校ゲームクリエイト科3年生のみなさんです。
ゲームクリエイト科3年生は「インタラクティブゲーム制作での技術革新挑戦」というテーマで、今回の公募に採択されました。
3年生42名が11チームに分かれ、様々なゲームを開発しております。
その中でも今回は、VRゴーグル×モーションキャプチャのゲームと、アーケードゲーム筐体を使ったゲームの開発に取り組む2チームを紹介します。
VRゴーグル×モーションキャプチャのゲームに取り組むのは飯田涼太郎さん、関口健太さん、足立陽菜さんの3名です。
ゲームのタイトルは「脂肪クラッシャー」です。
MetaQuestとモーションキャプチャセンサーのmocopiをコントローラとして使い、キャラクターを動かしてコースを進んでいき、ゴールを目指すゲームとなっています。
コースの途中には、リズムに合わせて指定されたポーズを一定時間取るミッションがあるなど、ヨガ的な要素も入った内容となっています。
キャラクターは、両手の手のひら、手首、肘、両足太もも、足首、頭、腰の12点にセンサーを取り付けて自分の体の動作をリアルタイムに取り込んで操作します。
全身にセンサーがついており、ゴールするには体全体を動かす必要があるので、エネルギー消費も大きいそうで、ゴール時には消費カロリーを表示するように開発をしているとのことです。
現時点では、スムーズに開発が進んでいるとのことですが、企画の開始当初は追加したいオリジナル要素が多く期間内に開発ができるのか?とチーム内で企画存続を話し合った時期もあったそうです。
また、開発続行が決定後も、mocopiの使用も初めての試みということで、使い方から学んでいったとのこと。
mocopiが取得した情報をMetaQeuestに送るには、mocopiからBlueToothでPCに送り、PCからWi-Fiでゴーグルに送る、という流れが必要になるとのことで、mocopiの情報がゴーグルに到達するまでWi-Fiの回線速度に依存し、環境によってはラグが生まれやすい状況にあったそうです。
そこで、ラグの体感を軽減するため、プレイヤーの目線をキャラクターの一人称ではなく、キャラクターを後ろ側から見る三人称にすることで、「ロボットを操作している感覚にすることで操作入力から反映までラグがあっても不自然に感じない」よう工夫を施しているとのことです。
今後は、まずは11月に行われる中間発表に向けてα版として1つのプレイモードを完成させることを目標として開発を進めているそうです。
どんなゲームになるか楽しみですね。
開発が進んだら、また様子を紹介させていただきます。
2つ目のチームの紹介は明日の更新記事でご紹介させていただきます!
CITY staff💫



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